ドキュメント毎にフォーマットが異なる

VSSDでは、設計に求められる多様なドキュメントが手軽に作成できる機能を実装。
従来のシステム設計における「ドキュメント毎にフォーマットが異なる」という課題を解決します。

従来の手法による問題

従来のシステム設計で起こる問題イメージ図

システムやプロジェクト毎に、設計書のフォーマットや粒度が違う…

従来のシステム設計で起こる問題

  • 過去の経験や設計資産を流用しにくい。
  • レビュアーやプログラマーに混乱を与え、作業が遅延する。
  • 設計のミスや漏れに気づきにくい。
  • 納品時にテンプレートの一斉修正が必要。

この課題に対するVSSDの特長

フォーマットを気遣うことが不要に

フォーマットを気遣うことが不要に

VSSDには、画面定義、帳票定義、テーブル定義など、ドキュメント種類ごとにそれぞれ専用のフォーマットが用意されているため、設計者はフォーマットに関して気を揉まなくてよくなります。

これらは、DCRの50年を超えるシステム開発の実績を元に、さまざまな企業でExcelやWordで作成されてきた従来の設計ドキュメントと極力同じ視認性や操作感を追求し作られているため、学習コストも最小限に抑えられます。
そして、専用フォーマットにより全システムのフォーマットを統一できるため、利用者はフォーマットの違いに戸惑うことなく過去の経験を活かすことができるのです。

また、別システムの設計情報のコピーや参照・関連付け機能も備わっているため、過去の設計資産も大いに有効活用できます。 同時に、専用フォーマットがあることで、設計者は自然と決められた場所に書くようになるため、他の共同作業者もまた決まった場所を読むだけとなり、本来の作業に専念できます。

システム全体の統一感にも貢献

ドキュメント種類ごとに専用フォーマットは存在しますが、項目定義やデータベースへの問合せ定義など、複数種類のドキュメントに共通して登場してくる定義は同一のフォーマットになるよう配慮されているため、システム全体でのフォーマットの統一感も高まります。これにより利用者は異なるドキュメント種類間でも違和感なく作業が行えます。また、ドキュメント種類間でコピーも可能。しかも、コピー後に修正も必要としないため、作業の効率化にもつながります。

必要に応じたフォーマットで出力可能

VSSDの設計情報はExcel出力が可能であり、特に何も設定しなくても出力できる標準フォーマットが最初から用意されています。納品の都合上などで独自のフォーマットに出力する必要があるような場合には、テンプレートを登録・設定さえ行えば、そのフォーマットで出力することも可能です。これにより、納品時に一括出力すれば必然的に同じフォーマットで出力されるため、表紙やヘッダー、フッダーなどの統一に余計な時間が取られる心配もなくなります。

さまざまな状況に応じた柔軟性も確保

このように、VSSDでは専用フォーマットやExcel出力機能などにより、設計ドキュメントのフォーマットが統一可能です。しかしそのように聞くと、「そうは言っても対象システムや顧客ごとにどうしても違いは出る」「ツールの制限で自由度が下がるのは困る」などと考える方も少なくはないでしょう。これは『統一化』と『自由度』という、相反するものを同時に求めているからであり、その両方をツールの機能のみで満たすのは確かに困難です。VSSDでは、項目定義やテーブル定義など、あらゆるシステムで共通となるよう定型化できるものに関しては、厳格な制限を行うことで設計者を正しい方向へと誘導し、ミスや漏れを防ぐことに貢献します。また、Excel出力時のテンプレートなど、システムごとに変更したい場合があるものに関しては、システム単位でも設定変更できるようになっています。一方、処理記述のように柔軟性が求められるものに関しては、敢えて縛りを入れず自由に記述できるよう配慮されています。自由度があるということは乱れやすいことにもなりますが、独自の運用ルールが必要な場合のみ別途ルールを策定いただくだけでよいため、これまで全て自力でやらなければならなかったExcelやWordでの設計に比べれば、極めて楽になると言えるのです。

本来、注力すべき作業に集中するためのツール

VSSDはこれまでドキュメントのフォーマットが不統一であったことにより苦労してきたプロジェクトリーダー、設計者、レビュアー、プログラマーなど、システム開発に携わる多くの方々を支援するツールとして、皆様の課題解決に貢献します。VSSDで設計を行うことにより、設計書のフォーマットが当然のように統一されていけば、利用者は本来の作業に集中することが可能となるのです。VSSDは、設計の生産性と品質の向上を、力強くサポートします。

VSSDで得られるメリット

  1. ドキュメント種類ごとの専用フォーマットによりシステムや設計者を超えて統一化
  2. システム間参照により既存設計資産の有効活用が可能
  3. 異なるドキュメント種類間でも類似定義のフォーマットは統一化
  4. Excel出力機能ではテンプレートに合わせた柔軟な一括出力が可能

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