Verasym System Designer Ver 1.6.0を2015年10月30日にリリースしました。
今回のリリースでは、新機能6件と改善7件と不具合1件の修正をしました。
ぜひこのリリースバージョンをご利用ください。
内容については、以下をご覧ください。
1. リリースバージョン
クライアント | Ver 1.6.0 |
---|---|
サーバー | Ver 1.6.0 |
DBツール | Ver 1.6.0 |
2. 前バージョン(Ver 1.5.8)からの変更内容
クライアント
新機能
- 画面のコンボボックス値など、区分とその値の定義ができるドキュメント「区分定義」が追加されました。
- 入力チェックのためのドキュメント「検証ルール定義」が追加されました。
- 「未紐付け項目検索機能」が追加され、テーブル属性や画面項目等の中から、ドメインが紐付けられていない項目を一覧化して簡単に特定できるようになりました。これにより、漏れなくドメインを紐付けることが容易となり、ドメイン変更時のアラート通知機能がこれまで以上に効力を発揮するようになります。
- これまではまずドメインを作成し、テーブル属性や画面項目等に紐付けていくという「ドメイン・ファースト」な仕様でしたが、未紐付け項目検索の結果からドメインを作成することも可能になりました。
- 「紐付け候補検索機能」が追加され、類似の定義を持つ既存項目(ドメインやテーブル属性等)を簡単に検索できるようになりました。
- 紐付け候補検索機能の付属機能として「関連ドキュメント検索機能」が追加されました。ドメインやテーブル属性等の項目を変更した場合、影響を受けるドキュメントを階層状に検索可能となったため、設計変更時の影響範囲調査工数が更に低減可能になりました。(※関連ドキュメント検索機能はローカルDB内のシステムでは使用できません)
改善
- 画面定義の項目タブに新たな項目を追加しました(最小桁数、非活性、タブ順、区分、区分名称、最小値範囲、最大値範囲、検証ルール、項目グループ)。追加された項目を画面定義に表示するには、システムプロパティ画面で画面項目一覧表示設定を行ってください。(システムプロパティ > ドキュメント > 画面定義 > 項目一覧表示設定)
- 「入力桁数」を「最大桁数」に名称変更し、これまで項目タブに表示できるようにしました。これまでの画面項目の「桁数」は、ドメインやテーブル属性と紐付いている場合は変更不可でしたが、ドメインやテーブル定義に定義された桁数以下であれば変更可能となります。
- ドキュメント検索機能に新たな検索項目が追加されました。
- ドメイン定義作成ウィザードが強化され、ウィザードに沿ってドメイン項目の定義、チェックインまで可能になりました。
- DDL出力機能で一度に出力できる上限が100から1000に拡張されました。
不具合
- 画面の項目タブ等において、ドメイン列から関連付け画面を表示する際、履歴表示の場合でも常に最新リビジョンのドメイン情報が表示されていたため修正。
サーバー
改善
- サイト管理でログイン、アクセスログ検索などユーザIDを大文字小文字の区別なく検索できるようになりました。
- Internet Explorer 11での表示のずれを微調整しました。
DBツール
- Ver 1.6での機能強化に伴いリポジトリDBの構造を変更しました。Ver 1.5以前のクライアント・サーバーアプリケーションからは接続できません。