VSSDの設計情報をプログラムコードとして出力

導入製品:VSSD VSAG

Verasym Application Generator(VSAG)は、お客様ごとにカスタマイズして提供させていただくことで、VSSDに登録された設計情報をもとに、お客様の要望に合ったコードの出力を可能にしています。

VSAGを使い、お客様の要望に合ったコードを出力

システムの設計にとどまらず、開発まで携わっている企業では、Verasym System Designer(VSSD)で設計ドキュメントを作成するのであれば、その設計情報を有効に活用していきたいと思われるのも当然です。実際、デモの時、「VSSDの設計情報をプログラムに活用できないのか」といった質問は、数多く聞かれます。
しかし、プログラムコードは、お客様の環境ごとに異なります。VSSDは、お客様の使い勝手、手軽さを優先したツールであるため、あえて標準の出力機能を備えていません。
弊社では、そうした声に応えるために、Verasym Application Generator(VSAG)というオプションを提供(有償)。VSAGは、お客様ごとにカスタマイズして提供させていただくことで、VSSDに登録された設計情報をもとに、お客様の要望に合ったコードの出力を可能にしています。

VSAGを活用してプログラミングの負担軽減

例えば、画面レイアウトをプログラミングするにしても、従来はドキュメントを見ながら手作業で行わなければなりませんでした。
しかし、VSAGを使用すれば、画面レイアウト部分はVSSDの設計情報からほぼ100%生成。イベントや処理定義は、枠まで出力可能です。現場のメンバーは、残りをコーディングしていくだけになり、作業負担の軽減につながります。
また、VSAGを使用することで、作業者の習熟度によるムラも発生しません。効率的に安定した品質を維持することができるのもメリットの一つです。システム開発会社C社様の場合も、VSSDとVSAGを導入したことにより、「生産性の向上、品質の安定がはかられた」と高い評価をいただきました。

VSSDは、ドキュメントの陳腐化防止にも貢献

システム開発会社C社様に限らず、ドキュメントが最新のプログラムと同期していないという課題は、システム設計の現場では発生しがちなことです。
例えば、システム改修があった場合、プログラムを改修したものの、ドキュメントを直し忘れてしまうというケース。こうした改修を繰り返すことで、ドキュメントは陳腐化してしまい、信用できないものになってしまいます。結果として、改修の度に、プログラミングをみることになってしまっているのではないでしょうか。
C社様の場合、VSSDとVSAGを導入したことで、改修があった場合、まずはドキュメントを直すという習慣づけが行えました。ドキュメントからプログラムという習慣づけにより、常に両者は同期しています。ドキュメントが陳腐化してしまうということが起こりづらくなったのです。

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