VSSDのVer1.12のUX向上と同様に、VSAGもVer1.12になり多くの改善が行われました。
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POINT01
「Wicket9」に対応
JavaWeb版VSAGがWicketの最新版「Wicket9」に対応。
これに伴い、製品名称を出力先フレームワークに合わせて「VSAG for Wicket」に変更しました。
さらに、Javaは11に、Mybatisは最新バージョン3.5に対応しています。 -
POINT02
O/Rマッパー「Doma」に対応
Angular版VSAGがO/Rマッパー「Doma」に対応。
問合せ定義からDomaの形式に沿ったSQLとDaoを出力できます。
従来のMybatis出力とは、設定画面で簡単に切り替えできます。 -
POINT03
出力パフォーマンス向上
出力時のパフォーマンスが劇的に向上。
同時出力数の上限が無くなり、エラーになったドキュメントをスキップする機能も搭載。これにより、一括で大量のコードを出力可能になりました。 -
POINT04
UIの刷新
コード生成画面のUIを刷新しました。
検索機能の強化や設定ファイルの編集画面など、これまでより使いやすくなっています。 -
POINT05
帳票製品との連携強化
帳票出力製品(「VSAG for RapidReport」)もご利用の場合、画面と帳票を同じコード生成画面から簡単に出力できるようになりました。
VSAG1.12 その他の機能改善
出力可能ドキュメントを追加
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メッセージ定義
メッセージ定義からリソースファイルを出力できるようになりました。
これにより、設計情報とプログラムで差異が発生しなくなります。 -
ラベル定義
ラベル定義からもリソースファイルを出力できるようになりました。
画面定義でラベルやテーブルのヘッダー等にラベル定義を関連付けた場合、リソースファイルから文字列を読み込むようなコードが出力されます。 -
区分定義
区分定義から区分定義クラスを出力できるようになりました。
区分定義クラスには区分定数と値の関係が出力され、プログラム上で使用できます。また、区分名称はリソースファイルから読み込まれるように出力されます。
出力ファイルを自動配置し、
再出力を簡略化
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出力ファイルを指定フォルダー配下に自動配置するようになりました。
二回目以降の出力時、出力先に同名ファイルが存在する場合は、手入力されたロジックを自動的に保護。これにより、「設計を直す」⇒「コード再出力」⇒
「ロジック部を直す」⇒「設計を直す」という操作をスパイラルに行うことができます。